2008-01-01から1年間の記事一覧

Java・関数型言語・並列処理

やっぱり並列処理が鍵 近年、CPUの進化が高速化から並列化へとシフトしつつあることは明らかで、並列処理についてきちっと学ばなければならないと思っている。ここ数年で関数型言語がかなり見直されているのも、並列処理への適性が大きな理由の一つだろう。…

Seasar2を触ってみる

Seasar2によるスーパーアジャイルなWeb開発 (WEB+DB PRESS plusシリーズ)作者: ひがやすを出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2008/03/25メディア: 大型本購入: 36人 クリック: 4,854回この商品を含むブログ (50件) を見る先日発売された、ひがやすを氏著の…

MapReduceの本質

また一つ、『計算機プログラムの構造と解釈』から面白いネタが飛び出してきた。計算機プログラムの構造と解釈一見なんでもないようなschemeの例題から、GoogleのIndex生成アルゴリズムとして名高いMapReduceの概要を理解するための機会を得た。 あの例題の本…

流れるようなinterface

oop

最近、Martin Fowler先生のBlogの存在を知り、しかも日本語訳も大量に公開されていることを知った。それを毎日少しずつ読み進める(というより気になった記事から読んでいく)のが現在の僕の唯一娯楽です何か悪いか?Martin Fowler's Bliki (Blog本家) 日本…

プロセスの抽象化 ― シーケンスへの作用

『計算機プログラムにおける構造と解釈』の「2.2.3 公認インターフェースとしての並び」(p.65)が非常に面白かった。ある計算プロセスを手続きとして設計する時、その一連のプロセスは大抵、複数の異なる要素(計算過程)を内包している。それらを最小の要素ま…

ドメインモデル

oop

Martin Fowler先生の記事。ドメインモデル貧血症 このアンチパターンが根本的に怖いのは、オブジェクト指向設計の基本概念(データと処理を一緒にする)の真逆だということです。ドメインモデル貧血症とは、単なる手続き型設計のことなのです。(中略)現在の…

読書会メモ 第6回 (第一章終了)

●消化内容計算機プログラムの構造と解釈 【第6回】第1章 第3節(p41〜p44) ●メモ ようやく第一章が終了。この会を始めてから3週間で第一章を読み終えたことになる。全ての問題を解きながら進んでいることともあるが、題材として随所にでてくる数学の復習に…

読書会メモ 第4回 及び 第5回

●消化内容 計算機プログラムの構造と解釈【第4回】第1章 第3節(p31〜p37) 【第5回】第1章 第3節(p37〜p40) ●メモ クロージャとデザインパターン 第一章の山場である「高階手続き」に入る。まず関数を引数や返り値として扱う方法(クロージャ)を知り、それに…

memcachedをさわってみた

WEB+DB PRESS Vol.42作者: 相馬純平,岡野原大輔,池邉智洋,永安悟史,鈴木慎之介,吉田和弘,高橋征義,尾島良司,猪股健太郎,高林哲,児玉サヌール,田中ばびえ,桐山俊也,小飼弾,宮川達彦,たつを,齊藤宏多,角田直行,きたみりゅうじ,羽生章洋,和田卓人,末永匡,天野仁…

読書会メモ 第2回 及び 第3回

先週末はネット環境にいなかったため、本日までの2回分まとめてメモを残します。 ●消化内容 【第2回】第1章 第2節 手続きとその生成するプロセス(p20〜p24) 【第3回】第1章 第2節 手続きとその生成するプロセス(p24〜p31) ●メモ 第1章第1節でSc…

読書会メモ 第1回

『計算機プログラムの構造と解釈』社内勉強会の第一回が開催されました。当面のコンセプトは「プログラマとしての基礎力の向上」です。 今後、勉強会の中で気づいたことや、演習の解答などをメモしていくことにしたいと思います。計算機プログラムの構造と解…